家事は私の本当に「やりたいこと」ではない。
夫が休日(大抵は平日)の午前中、夫は私に時折こんな質問をする。
「ポン助、これから何かやりたいことある??」
「ポン助、これからの予定は何かある??」
と。そこで私は、
「ちょっとゆっくりネットしながらお茶したいかな」とか、
「○○(優先度の低い家事)をしたいかな」
等と答える。
けれども、と思う。
私にとって家事は本当に「やりたいこと」なのだろうか、と。
優先順位の高い、最低限の掃除、料理、洗濯は別にして。
優先順位の低い家事家事、例えば、
- 日用品のストックの買い出し
- 作り置きのおかず作り
- 細かい水回りの掃除
- 不用品の整理
- 引き出しや、箪笥の中身の整理
- 書類や手紙類の整理
- お下がりでもらった子供服の仕分け(段ボール単位で現在4箱ある)
等の家事は優先度はどちらかと言うと低い。
それでも、普段生活する中で家族が不便を感じず、快適に過ごすためには、やっておいたほうが良い家事でもある。
ある意味「やりたいこと」ではあるのだ。
ただ、本心から「やりたいこと」なのか、と問われると、一瞬だが考えてしまう。
「やりたいこと」でもあり「積極的にはやりたくないけれども、やったほうがいいこと」でもあるからだ。
夫の質問の意図としては、「やることがないのなら一緒に出掛けよう」なのだ。
けれども、私が、
「家事をしたい」
と答えるとあっさり引き下がってしまう。
そこで、
「一緒にやろう」とか、
「僕も手伝おうか」
とはならない。
「今やらなくてもいいんじゃない」
ともならない。
自分でも面倒くさいな、とは思うけれども。
夫は休日に「仕事をしたい」とは決して言わない。
では、なぜ休日(主婦に休日はないと言われればそれまでだけれども)に「仕事(=家事)をしたくない」十言う専業主婦の妻はナシで、休日に「仕事をしたくない」と言う会社員の夫はアリなのだろう。
等と、ついつい「家事」が自分の中でも夫の中でも「やりたいこと」としてカウントされてしまっているのはよい事なのだろうか??と考え込んでしまった。
家事をライフワークとして突き詰め、楽しむのが正解なのだろうけれども。
8年間主婦をしていて、その域までまだまだ到達できていない私だ。そんな自分の未熟さを反省すべきなのだろうか。
けれども、家事をライフワーク化してしまったら。
今後私が仕事を始め、その仕事を増やしていったとき、それらの家事はどういう位置付けていけばよいのだろうか。