【恐怖】102歳の危険な遊び
今日実家で非常にびっくりした出来事があった。
102歳になる私の祖母が、何を思ったのか唐突に四つん這いになり、3歳になる下の娘をお馬さんごっこに誘ったのだ!!
さすがに無視するわけにもいかず。
耳が遠いので、やめるように説得することもできず。
だからと言って、祖母の言葉を額面通りに受け止めて、15キロの3歳児を祖母の背中に乗せて、お馬さんごっこをしてもらうこともできず。
結局は、私がアシストをしつつ、形だけ祖母の背中に下の娘を乗せ、2、3歩お馬さんごっこをしてもらった。
四つん這いになった状態の祖母を立たせるのも一苦労。祖母を自分のいつもの定位置であるダイニングの自分の椅子に連れて行くのも一苦労ではあったが、嬉しい一苦労でもあった。
私の祖母は、いわゆるまだらボケで、日中は椅子に座ってボーっとしているか、転寝しているか、お茶を飲むか、何かしら食べているか、トイレに行くかの単調な日常を送っている。
耳が遠いのでテレビを見ることもなくなり、目も悪いので活字を追うのも難しくなってしまった今、騒がしい娘達の存在が適度な祖母の刺激になっているようだ。
娘達も、時折自分のほうから祖母に話しかけたり、ちょっかいをかけたりしている。下の娘などは、ボール遊びの相手になってもらうこともある。
祖母にとっては、娘達からお菓子をもらうだけの、ちょっとしたやり取りでも楽しいらしい。
私が実家に行くのは、まぎれもない自分のためだけれども。
こうして祖母のボケ防止??にほんのちょっとでも役立っていると思うと、ちょびっとだけ良いことしているのかな、と嬉しく思う今日この頃だ。