日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

「パパ嫌い!!」と言われてキレる夫。

最近3歳の下の娘が夫を嫌う。

いや、嫌うというより、私(ママ)>>>>>夫(パパ)すぎて、「ママ以外はお断り!!」状態が続いている。

  • 朝起きた時に隣にいるのもママ。
  • 歯を磨くのもママ。
  • トイレに一緒に行くのもママ。
  • 着替えるのもママ。
  • お風呂に入るのもママ。
  • ご飯を食べるのもママの隣(もしくはママのお膝の上)じゃなきゃダメ。
  • 一緒に寝るのもママ。

そこに、娘のマイワールドに、パパの出る幕はない。

そんな我が娘のひどい仕打ちに、時に苛立ち、時に余裕の笑みを見せ、時にラッキーとばかりに匙を投げ、時に怒りをあらわにする夫がいる。

 

夫を当てにしなければいいだけの話かもしれないけれども。

休日に、一人私だけ忙しく立ち働いているときに、「ママー」と呼ばれるのは、「嬉しい」よりも「困る」が先に立つ。

 

 

こういう時、私ができることは何なんだろう??といつも疑問に思う。

正直、夫と娘の問題であって、私は関係ないのでは??との思いが自分にはあるからだろう。

そうは言っても、イライラする夫と同じ空間にいるのも苦痛。

泣き叫ぶ娘を見るのも苦痛。

この問題を、自分と切り離すことが私にはどうしてもできない。 

 

夫が仕事で忙しいのは仕方がない。

とは言え、貴重な休みを自分のリフレッシュのためだったら惜しまず使う夫だ。趣味の時間を確保しつつ、散髪や私物の買い物などには別に時間を取ろうとするため、必然的に娘達との時間は減る。おまけに、家にいても疲れているとずっと寝てばかりだ。

 

言葉は悪いが「お金を稼ぐ以外の、父親としての役割を半ば放棄している」現実をスルーして、夫のフォローに時間を割き、心を砕くのに納得いかない自分がいる。

 

 

もっとも「子供が父親を嫌う」というのはよくある話、らしい。

この悩みを周囲の人にちょろりとすると、いくつかのお決まりの返事のパターンがあることに気が付く。

  • 「父親は仕事で不在がちなのだから仕方がない」と割り切っている人。
  • 「嫌われるぐらいには、父子の間に接点があるのだから、悪いばかりじゃない」と前向きにとらえる人。
  • 「そういう時期だから仕方がない」諦めている人。
  • 「もっとパパに頑張ってほしいよね!!」と憤る人。

 

けれども思いのほか、私が内心一番期待していた「もっとパパに頑張ってほしいよね!!」と勇気づけてくれる人の数は少ない。よっぽど気心知れた仲でないと、このコメントは出てこない。

本音と建て前、という奴だ。

 

もっと夫を褒める、とか。

夫に優しくする、とか。

夫を持ち上げる、とかの対処方法が、私は苦手だ。

下の娘に対しては、いさめたり、注意したり、逆に「パパだーい好き」「パパにぎゅーってしておいで」と呪文のように唱えてみたりして、アクションは起こしているのだけれども。 

夫に対しては、どんな言葉かけをしても受け入れてもらえないので、もうフォローをするのも疲れてしまった、というのが正直な気持ちだ。

 

 

時間が解決してくれるよ、と頭ではわかっているのだけれども。

「何の解決にもならない正論を吐くな!!」(byザ・ペンギンズ/隊長)

アニメ映画のこんなセリフがふと頭をよぎる今日この頃だ。