日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

卒園式を終えて「みんなともだち」

昨日は上の娘の卒園式だった。

涙あり、笑いありの感動的な式だった。

園生活を振り返る、歌もあり、スナップ写真のスライドショーもあり、卒園児・在園児の弟妹達の泣き声、叫び声もありの、楽しい式だった。

 

一つ面白い偶然があった。娘の隣の席のお友達が、クラスで一番大きい女の子だったのだ。頭一つ分身長が違い、ちょっと笑ってしまった。

けれども、この3年間で娘の身長は20センチも伸びたのだ。人と比べても仕方がないのだろうけれども、人と比べて小さかったが故に、1歳半検査に引っ掛かり成長ホルモンの治療にもつながったのも事実だ。ちょっと複雑な気持ちにもなった。

 

もっと面白かったのは、親や教師たちは目を赤くしていたのに、子供たちは誰一人として泣いていなかったことだ。

例年だと必ず泣感極まってき出す子がいるらしいが、今年は一人も泣く子は出なかった。

今年の卒園児のカラーがよく出ていたと、担任の先生も笑っていた。

 

歌の来ナップは以下の5曲だ。

  • みんなともだち
  • さよならぼくたちの幼稚園(卒園児)
  • 心にひとつにりんごがある(在園児)
  • きみとぼくのラララ
  • ドキドキドキン!いちねんせい

ネットで調べてみると、どれも定番曲らしい。

「ドキドキドキン!いちねんせい」 は去年の卒園シーズンの頃も登園時によく口ずさんでいるなじみのある曲だ。

「みんなともだち」は今年になって、娘がよく歌う曲だ。よくよく歌詞を聞いてみると、なかなか意味深い歌詞である。歌っている子供たちが、意味を理解しているのかしていないのかわからない感じで、あっけらかんと楽しそうに歌っていたのが、とても印象的だった。

 

娘の登園は3年間ずっと集団登園だった。年長クラスの担任の先生が、登園コースも担当してくれており、入園当初は、泣きながら先生に抱っこされての登園だったことも、今では懐かしい思い出だ。

帰りの下園の時も、今年は特別娘だけが先生と歩きコースで帰ることとなった。

例年、どの卒園時も保護者と帰るのだという。先生いわく、教師生活初の出来事だったらしい。娘もちょっと誇らしげだった。

 

 

下の娘がまだおなかの中にいた頃、臨月でパンパンに膨れたおなかを抱えながらの初めての遠足も、笑い話となった。

下の娘が生まれてからは、首も座らないうちに色々な行事に下の娘を連れて参加をし、そのたびに夫と両親には大いに助けられた。

 

そんな過ぎし日々の楽しい出来事が思い出され、私も何度も目頭をハンカチで押さえてしまった。

 

 

卒園式の後は、上の娘と二人きりで卒園パーティーにも出席した。

辞めてしまった、年少クラスの担任の先生がサプライズで登場したこと、有志のママたちが特別に作ってくれたオリジナルDVDの上映(帰りには、プレゼントとして持って帰った)もあり、会場は大いに盛り上がった。

 

また、久しぶりに、娘と二人っきりの時間をゆったりと過ごすことが出来て、別の意味でもとても楽しい持間だった。

 

 

あらためて、娘の成長を思い、とても不思議な気分だ。

明日娘はまた一つ年をとる。

4月からはドキドキの一年生だ。

 

親の私も娘と一緒で、楽しみ半分、不安半分。

でも、「どんといけ」と娘と一緒に、準備を楽しもうと思う。