自己肯定感に関する疑問。
ネットで「自己肯定感」ワードで検索すれば、たくさんの検索結果が得られる。
書店や図書館で自己啓発のコーナーに足を運べば、たくさんの書籍を手に取ることができる。
実際に、ネットででも検索しているし、書店やで本も何冊か買った。
でも、どうしてだろう。
数多あるアドバイスを実行する気に、私はどうしてもならない。
ネット上育の児関連の記事の中でも、子供自身の自己肯定感の重要性を説くエントリーが目につく。
自己肯定感は、子供だけの問題ではなく、親にも関係しているのだ。
その重要性がわかっているだけに、そんな文章を目にするにつけ、何とも言えない複雑な気持ちになる。
- 自分自身が自己肯定感を持てていない現実。
- 身近な育児の先輩である両親が、私の自己肯定感を育てることができなかった事実。
- 自己肯定感の重要性を知っている両親が、私の自身のなさを「自己責任」の一言で片付けた過去。
- 一番身近である家族(夫や二人の娘)から、時折自分に対し否定的な言動をとられる現実。
が、私の中で何とも言えないモヤモヤを生んでいる。
自己肯定感が高まれば、自分にとって不快な言動を周囲の人間がしなくなるのか。
自己肯定感が高まれば、周囲からの自分にとって不快な言動に鈍感になれるのか。
自己肯定感が高まれば、自分にとって不快な言動をとる人間と適切な距離を取れるよう
になるのか。
夏休みが始まり、一日の中での「子供の食事」のウェイトが増えた。
「子供との(もっと言えば、上の娘との)食事が楽しくない」と言う悩みはいまだ解消できていない。
時折、全く手を付けられることのないおかずを捨てながら「ごみを作ってるんじゃないんだけどな」と思うことがある。
言葉にしてしまったこともある。
勿論、その度に娘に対しその後のフォローはしている。しているが、フォローするたびに、自己嫌悪に陥り、自分が嫌になる。
いっそのこと、娘を叱り飛ばしてそのまま放置したいとさえ思えるときもある。
「娘が悪いのだ」と決めつけたほうが、楽になれるのかな、と思えるときもある。
昼や朝にピーナツバターを塗ったパンと牛乳だけを口にする娘に対して、
親からは「子供がかわいそうだ」と言われ。
夫からは「おかずを無理して食べさせようとするな、牛乳だけでも好きなだけ飲ませろ」と言われ。
自分の軸が、価値観が、主義主張が全くないので、どうしたらいいかわからず、ただただ口を閉ざすことしかできない自分がいる。
自分を否定する人間に囲まれて生活をする中で、どうやって自分を褒めて認めてあげればいいのだろうか??
自分を否定する人間から距離ととるのも、自分に自信がないからできない。
自分に自信を持てるようになれば、距離を取れるようになったり、他人からの否定的な言動が減るのだろうか??