日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

夫の飲み会はなぜ急に聞かされるのか。

 良くある話、なのだろうけれども。

昨晩、夫の飲み会の話を急に聞かさた。しかも当たり前のように事後報告であり、決定事項だ。

 

こういう時、

「行っちゃっダメ!!」

と言ってやりたい衝動に駆られる時がある。でも、この「ダメ」には正当な理由がない。だから、いつも言えずにいる。

 

かろうじて、

「ズルイ!!」

とは伝えたが、

「ポン助は、たまに(数か月に一度)おじいちゃんたちとご飯に行っているだろう」

と頓珍漢な答えが返ってきた。

 

確かに、実の両親との外食も楽しいには楽しい。

楽しいが、外食先でも育児や夫の愚痴は言えないし、自分のペースでご飯は食べられない。下の娘も一人で食べられるようにはなったが、「きれいに」「落ち着いて」ではない。取り分けたり、溢した水を拭いたり、食べ残しを拾ったり、汚れた口元を拭いたり、やることはそれなりにある。

当然、昼間なのでお酒も飲めない。

しかも父親がせっかちなので、滞在時間も最低限だ。

お腹は満たされるが、心は十分には満たされない。

 

 

「普段仕事で忙しくしているのだから」

と頭ではわかっているのだけれども、一方で、

「飲み会の時は、上司と仕事の都合と口を合わせて仕事を切り上げるんだろうな」

と想像すると、何とも言えないモヤモヤが残るのが、心の狭い私の正直な気持ちだ。

 

 

夫に直接言えば、怒り狂うだろうし、小心者の私は絶対言わない。言えない。

言えないけれども、腹の中ではこんな生ぬるいモヤッとした感情が渦巻いている。

「子供の顔を見るためには仕事を早めに切り上げられないのに、飲み会だったらそれができるんだね」

と一瞬だが、言いたくなる自分が不意に現れる。

 

 もちろん、夫には夫の仕事上の責任があり事情ある、職場での立場があるのは知っている。

好きで毎日遅いわけではないのも知っている。

知っているのを承知で、その上で思うのだから、質が悪いなとも自分でも思う。

 

 

けれども、自分の帰宅の遅れが、妻である私への負担増になっている事実に、全く持って無頓着な夫への苛立ちを、まだまだ上手くやり過ごせない未熟な私だ。

 

上の娘がまだ小さく、私とのお風呂を極端に嫌がっていた頃は、極力飲み会には参加せず、した時も早めに帰宅して出発前にお風呂に入れるなどの気配りがあったのもあって、その気配りを当たり前のように「しなくなった」今、余計モヤモヤしてしまうのかもしれない。

娘達も成長し、手も関わらなくはなった。

なったが、ゼロにはならない。

相変わらず、熱いお湯に長時間は疲れないし、自分だけを考えて食事もできない。当然、一人で布団に入り、好きなタイミングで寝られない。 

 

 

「私に悪いって思ってる??」

「私にありがとうって思ってる??」

きっと思ってはいないのだ。

飲み会は、専業主婦を持つ夫の当然の権利であるとさえ思っているのだ。

いや、もっと言えば、自分の分の夕食を作らなくて済む分、妻は楽ができるとさえ思っているのだ。

 

 

そう思ってしまうのは、自分が専業主婦だからなのか、もとよりのマイナス思考によるものなのか。

 

世の妻達は、夫の飲み会に対して、どこまで寛大でいられているのか??

とても気になる。