日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

子持ちパート主婦のジレンマ

アルバイトではあるが、仕事を始めて1ヵ月半が過ぎた。

今月の後半は、春休みを考慮して最低限のシフトしか入れていない。その関係で前半は積極的にシフトを入れていた。とはいっても、長女の預け先でもある親の都合(次女は幼稚園の延長保育があるため)もある。週4日が限界ではあったのだけれども。

それでも、たった一日でも(連続してシフトが入っていない意味で)朝6時に起床し、自分の身支度と、子供たちの世話、家事をし、仕事をし、次女を幼稚園に迎えに行き、実家に長女を迎えに行くのが夕方の4時。

その後小一時間実家で休憩しつつ、娘達の相手をしつつ。

その後自宅に帰り、寝るまでの娘達の世話をしながらの諸々の家事を一人でこなすのはやはり疲れる。立ち仕事なのも手伝って、3日連続して仕事だった週は、大げさかもしれないが体が悲鳴を上げていた。

 

 

さて、私が仕事をする一番の理由は、ズバリ「お金」だ。

時給制のアルバイトである。仕事を延長し、沢山シフトを入れれば、それだけお給料は増える。

娘達の学費と私たち夫婦の老後は私の収入に大きく左右されるのだ。本来ならば、例え非正規でもフルタイム週5日働いたほうが良いのかもしれない。保育園と学童を利用すれば少なくとも親の負担は減る。

ただ、自分要領の悪さが私が妊娠中に仕事を辞めるきっかけにもなったのだ。仕事をしていなくとも、時にいっぱいいっぱいになっていた私だ。

自分のハードルを上げるのは、自分にとってだけでなく、娘達にとっても賢明ではない。

 

お金だけの話ではない。

 

仕事を続けて芽生えたのは「やりがい」と「向上心」だ。

仕事を続けるうちに、「早く一人前になりたい」気持ちと、「生産性を上げたい(機械で数字を管理されている。私はまだまだ最低ラインの数字に届いていない)気持ち」が芽生えてきた。「早く一人前になりたい」「上手になりたい」「早くなりたい」「もっと数をこなせるようになりたい」と思うようになって来たのだ。そのため、「もっとシフトを増やしたい」とも思うようになった。

 

けれども一方で、仕事を増やしても体はついていかない。

娘達にしわ寄せがきてしまう。

両親にも負担をかけてしまう。

 

「もっと働きたい」けれども、物理的にも精神的にも体力的にも、まだまだ難しいのが現状だ。そんな現状がひどくもどかしく思う今日この頃の私だ。

 

所詮アルバイトだ。 

お金で解決すのもままならず。

今以上の夫や両親からのサポートも期待できず。

 

そもそも要領よく「家事と育児と仕事の両立」ができているのであれば、妊娠・出産で仕事辞めるこのともなかったのだ。

要領の悪い私が「家事育児に支障のない程度に働く」選択をする事自体が(そう夫や両親に公言したわけではないが、彼らは確実にそう思っている)で、絵空事と言えなくもない。

そこは考えが甘かったとしか言いようがない。