いくら悪気がないからと言っても・・・・・・
これされて、「言わなかった私が悪かったのかな」って結論になるのは、なんか嫌だなぁ。子供の教育にも悪そう。
やった本人に悪気があるのかないのかはさておいて。
自分が傷ついたできことに対して「でも、私がこう出れば、こう返したら結果は違ったよね」って発想は、正しくはあるのかもしれないけれども、危険でもあるよなぁとちょっと思ってしまう。
なぜなら、「モラハラ」や「嫌がらせ」「いじめ」がなくならない根本的な理由も、そこにあるからだ。
「反論しないあなたが悪い」
「意見を言わないあなたが悪い」
と、まるで被害者に非があるかのような印象をも周囲に与えかねない。
子供への影響も心配だ。
子供に「自分の意見をはっきり言おうね」と教えるのは大事だろう。
でも、現状を前に、夫に不満を言わないのも何か違う気がする。子供たちに「この状況のおかしさ」を伝えること。「こんなことされたら傷つくよね」と教えるのも大事なのでは、とも思ってしまった。
少なくとも、私は我が子に「これをしたら人を傷つける(かもしれない)」とは教えたい。
もっとも、これをされても「何とも思いません」って人もいるかもしれず。一概に言えないのが難しいところだ。