「ずっと泣いてたよ」
夫や親に子供を預けた際、「ずっと泣いていたよ」と言われたら・・・・・・
次回以降、気軽に子供を預けようと思えるだろうか??
この連休中に、地元で有名なお祭り(三日間夕方から屋台の引き回し)があった。
お祭りには屋台の引き回し以外にも色々と催しはあるのだけれども、子供が参加して楽しめるのはやはりこの屋台の引き回しだ。
私は馴染みがある、とても好きなイベントだ。このお祭りに合わせて、帰省してする、元同級生も何人かいることもあり、ちょっとした同窓会のような雰囲気が味わえるのも楽しい。
一方で、夫はこのお祭りに多少の馴染みこそあるものの、どちらかと言えば嫌いだ。
そのため、子供たちが生まれてからと言うもの、家族揃ってこのお祭りに参加したことがなかった。
去年は、一日だけ上の娘と子のお祭りに参加している。娘にはとても楽しい体験だったようで、今年も参加したいと数日前から楽しみにしていた。
下の娘は、初日は夫に預けて。二日目はベビーカーに乗せて、三日目はおんぶひもでおんぶをして参加した。
本音を言えば、三日間とも下の娘を夫に預けたかったのだけれども、初日に帰宅した際、夫からタイトルのように「ずっと泣いていたよ」と、単なる感想なのか、愚痴なのか、判断のつかない返事を聞かされたこともあり、二日目以降は夫には預けず下の娘を連れていくことにしたのだ。
上の娘の本音としては、「ママと二人っきりで行きたい!!」だったので、少し我慢をさせる形になってしまった。
自分の体力的にも、ベビーカーを押しながら、おんぶをしながらの長距離移動も、楽ではなかった。
正直に言えば、このお祭りを、ベストな形で楽しんだか?と問われたら、答えはノーだ。
もっとも、お祭りであれイベントであれレジャーであれ、常にベストな形で楽しむこと自体が、不可能なのはわかってはいるのだけれども。
ちなみに、夫はこのお祭りが嫌いなので、参加するという選択肢がそもそもない。
正解などないのだろう。
けれども、私の場合は、「ずっと泣いていたよ」と言われてしまうと、その言葉の裏にある「大変だった」「しんどかった」「早く帰って来てほしかった」という状況、感想をすぐさま想像してしまう。
自分が日々子供たちと接していて、感じていることだからだ。
自分が常日頃して欲しいと思っているからこそ、自分もそう行動せねばと脅迫観念的に思ってしまう。
例えそれが本心でなくとも。