日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

自分の楽さと、家族の時間。

毎月の今頃は、来月の仕事のシフトを申請の締め切り日だ。

今の職場は、アルバイト・パート(フルタイムのアルバイトのこと。職場では、時短スタッフとフルタイムスタッフを呼び名で区別している)の好きな日にシフトを申請できる。もっとも、職場の都合により当日仕事が時短になったり、休日と出勤日の交換を打診されたりもする。

先日はとても稀なケースだが、休日と出勤日の交換ではなく、休日を増やしてほしいと持ち掛けられ、快諾した。

 

さて、この時期になると、どうシフトを入れるか若干悩む。

長女と次女の下校、降園後は私の実家を頼っているため、両親の都合を第一に考えつつ。

両親の負担の軽減と、自分の朝の負担軽減のため、夫の仕事が休みの日(基本平日)に積極的に仕事を入れている。

夫が仕事日の出勤日はどんなに私一人が早起きして準備をしても、どうしてもバタバタしてしまう。夫は、ぎりぎりまで寝て、一人ご飯を食べ、皿洗いもそこそこに同じくバタバタと子供たちよりも早く出勤していく。その一方で、夫の仕事が休みの日は、ある程度の家事や育児をお任せできるので、心持が全然違うからだ。それだけで、十分なメリットに私にはなりうる。

とは言え、以前にも触れたが夫が仕事を休みだからと言って、夫に夕食を作りや、日用品や食材の買い物を率先してしてくれるわけではない。

「夫が休日で家にいるのに、帰宅後家事をするモヤモヤ」を抱えながら、夫の仕事費にシフトを入れるメリットって、単純にメリットにカウントしていいのだろうか、と考えてしまう自分がいる。

 

さらに言えば、長期休暇や大型連休はもっと考えてしまう。通常通りの感覚で夫の休日にシフトを入れていると家族で過ごす時間減ってしまう。かと言って、自分も一緒になって休んでしまえば、朝のドタバタしながら出勤する日数が増えるだけだ。

 

家族の形は様々だ。父親の休日に合わせて、母親が休日をとっている家庭もあるだろうし、父親の休日関係なく母親が働いている家庭もあるだろう。あえて、父親の休日に合わせて働く母親もいるだろう。それぞれの家庭でうまく「家族の時間と、家事・育児の時間、自分だけの時間」のバランスを考えているのだろうけれども、そのバランスがうまく取れず、それぞれが不満を抱えたままの家庭もいるわけで。

もっとも、正解がないからこそ、絵に描いた餅のような理想ばかりが先走るからこそ、地に足を着いた「我が家らしい家族ノカタチ」がなかなか想像できなくて、いちいち立ち止まったり、考えたりと、皆模索しているのだろうけれども。