「ありのまま」の姿を受け入れる、ということ。
昨日、下の娘の所用ため保健所に行く機会があった。その際、気になっていた上の娘のマイペースぶりについて、色々と相談することができた。
以前から、幼稚園の担任の先生から、娘のマイペースな様子は聞かされてきた。お支度も最後。ご飯を食べ終わるのも最後。トイレから戻ってくるのも最後。また、先生の声かけ自体に、気づいていない時もあるようだ、と。小学校へ進級するにあたって、色々困るのではないか、と。
- 時間にルーズ。
- 物忘れが多い。
- 約束を守れない。
- 忘れっぽい。(言ったことをすぐ忘れる)
- 収集癖がある。捨てられない。
- 注意力が散漫。
- 大人の話を聞いていない。
上の娘について、気になっていることの一例だ。そうして、これらの気になる癖は、ぴたりと自分と一致する。
そうして、さらに残念なことに、これらの気になる癖を防ぐための様々な工夫や対策方法を、私自身がいまだ納得できる形で持てていない。
もっとも、どの子供にも、程度の差こそあれ、このような癖はあるのだろうけれども。
まだまだ勉強が足りない、ということなのだろう。
臨床心理??の先生いわく
「理想は、ありのままの自分が困りごとなく過ごせること」
なのだという。
本人(上の娘)が困っていないのであれば、性急に対策を講じる必要はないのでは??とのことだった。上の娘は、四月で小学生だ。小学校に通うようになれば、良くも悪くも変化があるのでは??とも。
私自身、自分のマイペースな性格??(うまく表現できないので、あえて)のおかげで、色々困りごとの多い学生生活、社会人生活を送ってきた。
振り返ると、私の両親にも似たような性質があったように思う。ただ、両親ともども、メンタルが強く、自己主張ができ、学業や仕事ができたことがよい方向に影響して、紆余曲折ありながらも、困りごとと上手に付きあって生活できている印象が私にはある。困りごとを根本から克服することなく日常生活を送っている両親の影響は、大きいのかもしれない。
一方で私はどうだろう。
メンタルは弱く、自己主張もできず、学業や仕事も振るわなかった。それ故、とは一概には言えないだろうけれども。
多少の影響はあったのでは、と個人的には思えてならない。
どうすればこれらの困りごとを根本から改善できるのか、これからも親子供ども試行錯誤でやっていくしかないのだろう。
間違っても、怒鳴ったり、脅しのようなセリフを投げつけたりと、恐怖で押さえつけたり、強制させることは、極力したくないなと心から思う。
意味のない事なのだから。