携帯電話を携帯しない人。鳴っても気が付かない人。
私は携帯電話の着信に気が付かずに、よく注意をされる。
TPOにあわせてマナーモードに切り替える癖付けが徹底できず、日常的にマナーモードであるのも大きいかもしれないけれども。
テーブルの上に置いておいても、ポケットに入れておいても、本気で私は「気が付かない」
そのため、何かと携帯を直接見るようにはしている。しているが、運転中、歩いているときは見ない。家事をしているときも見ない。
そのため、こちらのエントリーを読んで、まるで自分が夫に叱られている気分になってしまった。
かつて私も、出先で何度もあった夫からの着信に気が付かず、結果怒られた経験が何度もあったからだ。
昨日、下の娘が幼稚園でけがをした。
友達とぶつかり上あごから血が出たという。本人はけろりとしているし、昼食の給食もぺろりと完食したそうなので、大したことはなかったのだろう。
とは言え幼稚園としては軽く済ませるわけにもいかないのだろう。病院に連れて行ってくれたようで、珍しく何度も幼稚園から連絡があった。
- 怪我の報告
- 病院の受診の結果、および処方された薬の説明
- 担任の先生からの直接の報告とお詫び
- 保険証と乳幼児医療費受給者証(一回一律500円で医療が受けられる)の預かり(降園時に引率の先生に手渡し)と返却(先生が直接自宅まで来てくれた)の説明
などの連絡が電話にあり、いつになく電話が鳴る騒がしい一日となった。
昨日のように、一度携帯電話に連絡があり「もしかしてまた連絡があるかも・・・・・・」との心構えができていれば、いつも以上に携帯電話を気に掛けることができる。
けれども、普段めったに電話の着信を受けることのない電話を持つ私だ。(あっても市や警察からのお知らせメールぐらい)
普段から身構えて「何時でも出られるように」と気を張っているわけではない。
とは言え、会社員時代も上司に「携帯に出ない」と指摘された経験もある。
その際には
- 仕事との一環として、携帯電話を常に気に掛ける。
- 時間を決めて携帯電話の着信をチェックする。
- ストラップをつけて首から下げる。
- ポケットに入れ必ず携帯する。
等は心がけるようにはしていた。
いたが、それでも携帯電話のバイブレーションや音に気が付かない時があった。
その理由は、私にも正直分からない。
ただ、当時もデスクワークだったこともあり、めったに携帯電話に着信はなっかった。ゆえに、油断と抜けは正直あったように思う。
会社を辞め、主婦をしている今もそうだ。
友人が少ないせいもあり、友人からの着信はほぼゼロ。極まれにある、父親からの「留守番やお使いなどのお願い」の電話と、極々まれにある夫からの「何かしらの確認」「簡単な調べごとのお願い」の電話があるぐらいだ。
友達からの、楽しいプライベートの誘いの電話は全くかかってこない。
きっと、
「めったにかかることのない電話(あっても、楽しいプライベートの誘いではない)の着信に、常に気を張ってはいられない」
と反論したい自分がいるのだと思う。
ゆえに、ストラップをつけて首に下げることも、服のポケットに入れ必ず携帯することもしなくなった。
時間を決めて着信をチェックすることもしなくなった。
件のエントリーを呼んで思ったのだけれども、それこそ携帯電話のない時代の緊急連絡はどうしていたのだろうか??
主婦は極力家を空けないようにしていたのか??
それとも同居率が今よりも高く、誰かしら家にいたのだろうか??(それでも、当時でも核家族はいたはずだし・・・・・・)
それもと、学校側もよほどのことがない限り家に電話しなかったのだろうか??
もっとも、そのための専業主婦(家を守るという意味でだろうと言われればそれまでなのだろうけれども。