日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

食べる子は育つ。じゃぁ、食べない子は??

上の娘の身長が順調に伸びている。毎月1センチのペースを保ったまま、体重はあまり増えず、全体的に大きくなっているというより、縦に伸びている感じだ。

 

成長ホルモンの量も増え、0.45mgから0.5mgになった。

上の娘も相変わらず成長ホルモンの注射には前向きで、

「今日も注射は痛くなかった」

「注射を忘れないでね」

などのプラスの言葉が日常的に交わされている。

面白いのは、下の娘も上の娘と一緒になって「私にもお注射して!!」とせがむようになり、おしりを見せるようになったのだ。私も下の娘に合わせて、注射を打つマネをあげている。

 

子供の達の中では、すっかり「注射は良いこと、楽しいこと」と認識されているようだ。

 

 一方で夫は、成長ホルモン注射にいまだ懐疑的であることが最近分かった。

「注射の開始にGOサインを出した=前向きにとらえている」わけではなかったらしい。

 

上の娘の小食・好き嫌いが以前と全く改善されないまま、成長ホルモンの影響で身長だけが伸びている現状が、とても不自然に見えるのだと言うのだ。

 

前回の受診の際に撮影した手のひらのレントゲン写真を見せ、注射の薬剤の量が増えたのを報告した際、改めて夫の意見を知らされ、何とも言えない気持ちになってしまった。

 

上の娘と、下の娘は学年は4つ、年は3年と3か月違う。けれども、時に下の娘のほうが上の娘より食欲旺盛でよく食べる。

 

その日の夕食は、上の娘がコップ一杯の牛乳と、茶碗半分ほどのご飯(炊き込みご飯)しか食べず、汁物にもおかずにも全く手を付けずごちそうさまをしたのも尾を引いていたらしく、珍しく下の娘と上の娘を比べる発言をしていた夫だ。

夫も夫なりに思うところがあるのだろう。

 

 

食べる子は育つ。それは事実だ。

けれども、食べるからと言って、必ずしも上に育つわけではない。

少なくとも、私は食べるのが大好きで、好き嫌いもない子供だったが、上には全く伸びなかった。

 

夫が上の娘の食に括る気持ちはよくわかる。

夫の姪・甥に、極端な偏食・少食の子がいる。もれなく体が小柄だ。医師から治療や経過観察を告げられるほどではないが、日常生活に苦労しそうなレベルの偏食・少食である。

そんな姪・甥達ちも、はたから見たら普通に問題なく生活しているのだ。

自分の娘に成長ホルモンの投与が今後も必要か疑問に思うのも無理はない。

 

私自身が、背の順で常に前から2番目をキープしていたこともあり、背が小ささはコンプレックスだった。

そのコンプレックスを娘に投影しているだけなのでは??と指摘されているようでもあり、思いは複雑だ。

 

上の娘も、幼稚園でも小学校でも前から1番目だ。

年少の頃は、友達に「背が小さいから、○○(遊具の名前)はできないよ」と仲間外れにされた経験もある。

背が小さいのも一つの個性で、その個性を上手く自分の中で消化し、跳ね飛ばすぐらいの心の強さを持ってほしい、と願うのも親心なのかな、とも思う。

 

余談だが、夫は背が小さい女性がかわいくて子のみらしい。(はっきりとは言わないが、ニュアンス的にそんなような話を聞かされたことがある。)

自分の好みも影響しているのかな、と思うのは私の意地悪だろうか??