仕事から帰ってきたらご飯ができている贅沢。
たったの週3日、9時から15時までの短時間ではあるけれども。やはりとても疲れる。
アルバイトで時給が安くても、勤務日数や勤務時間がんが短くても、仕事は仕事だ。
もし、身近なママ友の話として聞いたら「すごいね!!」「がんばってるね!!」と素直に思え、応援したくなるし、尊敬もする。
けれども自分のこととなると話が違ってくる。
母親に時給の安さを指摘された影響からか「私は頑張っている」と言った、「やりがい」や「達成感」がややそがれてしまった。
長女を迎えに実家に寄ると母親が「私が自宅に帰り、晩御飯を手作りする前提で」話をしたりサポートをしたり(一品だけ残り物のおかずをおすそ分けしてくれる)してくれる。
けれども、「私をねぎらったり、大変さに共感したり」は全くしてくれない。
「ご飯作ってあげるから食べていきなさい」とも言わない。
もっとも、母親として別世帯の人間として、かかが週3日、時短勤務のアルバイトの娘への対応としては、至極当然なのかもしれないけれども。
慣れない仕事に心身ともに疲弊している私には、そんな母親のドライな態度は、結構堪える。
依存心が強い私。
時と場合によりドライな母親。
ついつい「優しい言葉」や「甘い言葉」を期待してしまうのは、きっと私の悪い癖なのだろう。
覚悟はしていたけれども。
実家から帰って来てからの一連の家事、
- 次女のカバンの中身の仕分けと翌日の準備
- 部屋の掃除(これは私がやらないと気が済まない)
- 洗濯物を取り込み畳む
- (残っていたら)皿洗い
- 布団を敷く
- 晩御飯を作る
- 風呂を掃除する
を前にすると、どうしてもうんざりしてしまう私だ。そのイライラを長女にぶつけてしまうという、最低なこともやらかしてしまった。
今できることは、
- 掃除ロボットの購入の検討。
- 洗濯物を畳むのを長女に任せる。
- 布団は敷きっぱなしにして布団乾燥機をかける。
- 真空保存の機械の購入の検討。
ぐらいだろうか。
こうして考えると、「仕事から帰って来て、ご飯ができているって最高だなぁ」と妙に思ってしまう。もっと言えば、部屋もそこそこ片付いていて、目についた家事もなくて、「ただ、ご飯を食べ、お風呂に入って、あとは寝るだけ」って最高だなぁと思ってしまう。
「温かい食事が待っている家」に帰るためには条件が必要だ。
- 大黒柱としての長時間労働
- 勤務時間と通勤時間を含めた、パートナーの帰宅時間の早さ
- パートナーの意思
- パートナーの能力
等がそろわなければ、例え正社員フルタイムで働いていたとしてもきっとかなわないだろう。
もちろん、大黒柱としての長時間労働が必須条件なのだから、専業主婦(主夫)、パート主婦(主夫)にはかなわぬ夢なのだろうけれども。
私もそんな贅沢を味わいたい、としみじみ思う今日この頃の私だ。