日々、思うこと、考えること。

子育て中に、考えてしまうあれこれ。結論の出ない、個人的で偏った見解の考察が主です。

性教育以前の話。

性教育に関する、非常に有益なエントリーを読んだ。

 正直、「素晴らしい!!」と思うと同時に「中学2年生にはこのハードルは高いな」とも感じた。

知識として正しく有益なだけでなく、読み手に「ハードルが高い」「面倒」との感想を持たせた点でも、非常に良いアドバイスなのだろう。

 

 

ただ、一点「断っても嫌われない」とのくだりについては、ちょっと違うのかなと私は思っている。

いや、中学2年生へのアドバイスとしては正しいのだ。

正しいが、現実問題「断って嫌われる」とまではいかないまでも、「嫌な顔をされる」「機嫌が悪くなる」「がっかりされる」ぐらいはある。

そんな相手の反応に振り回されず「自分の意思を曲げない強さ」が必要なのだ。

そいうして、「断ったら嫌われる、怒る」相手とは、性交すべきではないし、今後付き合い続けるべきでもない。

 

性教育とは、知識だを得ておしまいではない。

その知識を正しく使う。

その知識を正しく相手に伝える。

相手の知識が間違っていたら、その点をきちんと伝える。

その知識を踏まえたうえで、自分の意思を持つ。

自分の意思を曲げない。

が必要になってくる。

 

性教育とは、性に関する教育ではない。人として「正しい判断をし行動する」のを教えるのが性教育なのだ。